新連載(1)
目標をしっかり確認してアドレスすればスクエアに立てる

ティーからグリーンに到着するまですべてのショットを可能な限り目標に近づけることがゴルフスイングの究極の目的です。狙い通りのショットを打つには漠然とではなくはっきりとした目標を設定し、ボールを落とそうとするところにクラブと体を正しく向けなければなりません。
ボールを飛ばそうとする方向(飛球線)にクラブの打球面(フェース)を真っすぐに向け、そしてスタンスと体を平行にセットしなければならないのですが、アベレージゴルファーの80%以上の人は目標の右にスタンスを向けています。そうするとスタンス通りに打ったショットは目標の右にはずれ、手首をこねたりして悪いスイングをしないと狙った方向にボールは飛んでいかないというおかしな結果になります。


どうして右を向く人が多いのかというと目標に対する意識が希薄だからです。目標に対して構えなければならないのに、ボールだけを見ながらアドレスに入りボールに向かってスタンスをとり、そしてボールにフェースを合わせようとするために目標の右を向いてしまうのです。
ボールの後ろに下がって飛球線の後方から目標を確かめます。そして目標に向かって飛んでいくショットをイメージし、弾道を頭に描きながらアドレスに入っていきます。目標に目をやりながらクラブをボールの後ろに置き、ボールを打とうとする方向にフェースを向け、それからスタンスの位置を決めてアドレスは完了します。

ボールばかり見ているから右を向く


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