新連載(2)
寝ても覚めてもグリップ三味が上達の近道
普段、目標意識を鮮明に持って練習している人は少ないのではないでしょうか。練習のとき、目標に意識を集中する作業をおろそかにしていたら、コースでプレーするときだけ正しく構えようと思っても無理です。普段から目標を明確に設定し、目標に向かってスイングするように心がけなければなりません。
インドアで練習するときはネットに向かって打ってやるのではなく、ネットの外の景色を見て,できるだけ遠くに目標を設定しましょう。そしてドライバーはできるだけ遠くの目標に向かってスイングするのです。そうすればボールを打ちに行かずに伸び伸びと振り抜けるようになります。
コースを回るときは地上ではなく上空に目標を設定しましょう。ドライバーは目標の上空に浮かんだ雲などを目標にし、,これから打とうとするショットの弾道、球筋を鮮明にイメージして狙い(的)を定めるのです。

「ボールは軟らかいもの」と思えばたたかずに打てるようになる

雲に吸い込まれていく弾道、ボールの軌道を頭に描くわけです。雲がボールを吸い込もうとしているのだと思うと目標に対する意識がいっそう鮮明になります。雲に向かって打ってやるというよりは雲がボールを呼んでいるのだと思ってください。ボールがゆっくりと雲に吸い込まれていく様子をイメージしてスイングすると打ち急がずに、ゆったりとしたテンポで振り抜けるようになります。そしてボールをたたかずにスイングするには軟らかいソフトボールとかテニスボールを打つようなイメージを持つとよいでしょう。

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