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第20問 A:スタンス区域の不正な改善。2罰打は免れない

「意図するスタンスの区域」を「生長物」を「折る」ことによって、

改善した違反となる。

そして、枝を折った時点でルール違反の「改善」は成立している。

スタンスの向きを変え、枝を折ってしまったことが、その後のプレー

に一切関係なかったとしても、2罰打から逃れることはできない。

似たような例としては、木の枝の下からプレーする時、頭上の

枝に乗っていた水滴が、スイングの最中に落ちてプレーの邪魔に

なりそうだからといって、前もってゆすって落とした場合も違反に

なってしまいますので、気をつけましょう!

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第19問 A:アドレス後であり、1罰打でボールはリプレース

規則に「プレーヤーのインプレーの球がアドレスした後で動いた場合、

プレーヤーはその球を動かしたものとみなされ、1打の罰を受ける」

とある、「球にアドレス」の定義には「プレーヤーがスタンスをとって、

クラブを地面につけた時」とあるが、ハザード内では、「プレーヤーが

スタンスをとった時」に、球にアドレスしたことになるので注意しましょう!

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第18問 A:無罰で探すことができます。

球があると思われる所の砂を少しずつ除去していくことができます。

ボールがプレーヤーのものであると確認できるまで除去できます。

それで球が転がり落ちた場合は、その球がプレーヤーのものであるか

確認したうえで、球が転がり落ちる前の砂に埋まった状態に復元し

球の一部が見える程度に砂を被せ直して、罰なしにプレーできる。

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第17問 A:紛失球になり、1罰打です。

「正球をプレーする責任はプレーヤー自身にあり、各プレーヤーは

自分の球に識別マークを付けておくべきである」

今回のケースではこの責任を果たせなかったことになり、正球の識別

ができないと「紛失球」となり、最後にプレーした場所のできるだけ近くで、

1罰打を加えてプレーすることになる。

こうした事態を防ぐにはボールの銘柄と番号の確認が必要である。

スタート時はもちろん球を替えるときも確認しあう習慣をつけよう!

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第16問 A:探し始めてから5分以内に発見しているのでセーフ

ゴルフで一気に疲れがでてしまうのがこのケースでしょう。

「紛失」など思いも寄らなぬ場所で、行ってみればボールが

見当たらない。みんなで探してもボールが見つけられず、

仕方なく元の位置に戻ったところ「あった!」の声。

紛失球の定義では、5分以内にプレーヤー自身やキャディ

が見つけられれば、ロストボールの扱いにならず、プレー

を続行することができる。

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第15問 A:リプレースしなくても良いが、1罰打を付加

規則14−5に「動いている球をプレーした場合」がある。基本的に、動いているボールを

プレーすることはできません。ただし、「プレーヤーがストロークを始めた後や、ストロークのために

クラブを後方へ動かした直後に球が動き始めた場合には、プレーヤーは動いている球をプレー

したことに対して、規則14−5による罰はないが、次に記載の規則による罰を免れることは

できない」として、このケースの場合にあたる。「アドレス後に、止まっていた球が動いた場合」

には、やはり規則18−2bの罰則を受けるとある。つまり1罰打の付加になり、当然打ち直す

ことはできず、チョロした先から1打を付加して次のストロークを行うことになる。

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第14問 A:カップインは認められない。リプレースしなければ2罰打

規則16−2に記載してある「ホールに落ちかけている球」により、そのような状況にあるボールに対しては

不当に遅れることなくカップに近づいた後、10秒間は待ってもいいが、それでもホールに落ちなければ、

そこでボールは止まったものとみなされる。さらに、「球が前記の時間を過ぎてホールに落ち込んだ時は

最後のストロークでホールに入ったものとみなされ、プレーヤーはそのホールの自分のスコアに1打の罰

を加えなければならない」という記載がある。つまり、カップに落ち込んだ時点でホールアウトは認められ

それに1罰打を加えればよいということである。

ところが今回のケースは、アドレス後にホールに落ち込んでいるというのであるから、この場合規則18−2

が優先される。つまりアドレス後に動いた球は1罰打でボールを元の場所にリプレースしなければならない。

この処置を怠った場合は2罰打となるので細心の注意が必要なシチュエーションであることをお忘れなく!

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第13問 A:2罰打になります。

規則4−4aに記載してある「コース上でプレーしている他のプレーヤー

からクラブを借りてはならない」により2打の罰とし、初めの球がインプレー

となりますので、第2の球は拾い上げなければなりません。

皆さんも、同伴競技者と同じメーカーのクラブを使用してしまう場合が

あると思います。規則では、識別の為にシャフトにテープを巻くことを

許していますので、是非、間違えのないように色テープを巻いて

使用してみてはいかがでしょうか?

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第12問 A:罰になります。

10番と11番ホールにそれぞれ2罰打(合計4罰打)が科せられます。

「クラブは14本が限度」を定めた規則4−4のa(クラブの選定と補充)

は、「プレーヤーは、14本以下のクラブで正規のラウンドをスタートしな

ければならない。プレーヤーの使用クラブは、そのラウンドの為に選んだ

クラブに限定される」

14本のクラブを携帯してスタートしたプレーヤーの場合、そのラウンドの

途中で別のクラブに交換することは、通常のプレー中に損傷を受けて

プレーに適さなくなったクラブを除いては、認められません。

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第11問 A:2罰打です

動いている球が「プレーヤーの携帯品によって偶然に方向を変えられたり

止められた場合」であり、2打の罰で、その球はあるがままの状態でプレー

することになります。

皆さん、バンカーを越えた所が傾斜地のときは、このような事に十分注意しましょう!

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第10問 A:取替えてもOKです。

立ち会った競技委員は、規則4−3a「通常のプレー中に受けた損傷」により

折れたクラブの取り替えを認めるとともに、プレーを止めてはいけない旨を伝えた。

ここで注意しなければいけないことは、‘通常のプレー‘以外の行為、例えば

ミスショットをしてクラブを叩きつけたり、杖代わりにしてクラブを損傷しても

取り替えることはできないということです。また、通常のプレー中に受けた損傷で

クラブの取り替えが認められても補充するにあたってプレーを不当に遅らせると

違反になります。

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第9問 A:打ち直したボールがインプレーで第3打です

結論から言えば「後の祭りです」

ティから打ち直したボールが、見つかった初球に代わって、距離と

1ストロークの罰のもと、既に第3打としてインプレーの状態になって

いるのです。「インプレーの球」の定義は「球の取替えが許されているか

どうかにかかわらず、別の球に取り替えられた場合。この場合には、

取り替えられた球がインプレーの球となる」と規定されているからである。

ロストボールを自分のボールと勘違いしてしまい、アンプレヤブルの処置

をとったのではあるが、それでもティから打ち直したボールは既にインプレー

となってしまっている。見つかった1打目のボールでプレーはできないのです。

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第8問 A:ダメです。(競技失格の場合もある)

規則28によりアンプレヤブルとしたボールは1罰打を付加したうえで

@最後にプレーしたところのできるだけ近くで打ち直す。

Aボールとホールを結んだ後方線上にドロップ

B2クラブレングス以内で、かつホールに近づかない位置にドロップ

のいずれかの処置をとらなければならない。

しかし、バンカーの場合ABの処置を選んだ時はバンカー内にドロップ

しなければならないと規定されている。

バンカー外にドロップした場合は「誤所からのプレーによる重大な違反」

相当に有利な状況でのプレーになったとして競技失格とされる。

しかし、@の場合は元の位置から1罰打だけでプレーできる。

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第7問 A:1罰打になる

その球はアドレス後に動いた球ですから、規則18−2bにより

1罰打を受けます。そして、動いた球はリプレースしなければ

なりません。この時、リプレースを怠った場合には、規則18の

一般の罰である2罰打を受けます。

球がハザード以外の場所にある時は、プレーヤーはスタンスを

とってクラブをグラウンド(地面に着ける)したら、アドレスしたことになる。

また、ハザード内にある時は、プレーヤーはスタンスをとったら、アドレス

したことになる。

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第6問 A:あるがままでプレー

「球を正しく打って動かす意思をもって、クラブを前方へ動かした」から

ストロークしたことになります。ちなみにトップの位置からダウンスイングに

切り替えたらクラブは前方に動かしたことになります。そして、球はすでに

        インプレーですから、あるがままの状態でプレーしなければなりません

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第5問 A:できません。

アウトオブバウンス(OB)の境界を定めている杭や壁、柵などは

人口の物であっても障害物ではないので、これらの物から罰なしの

救済を受けることはできません。

従って、球が、これらの物のすぐ近くにある場合は、無理してあるが

ままの状態でプレーするか、または、1罰打を付加してアンプレアブル

の処置をとってプレーするしかありません。

また、杭を抜いてプレーをした場合は、2罰打のペナルティーを

科せられます。

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第4問 A:ローカルルールによる。

(1)の質問ですが、ゴルフはいつどこでどのクラブを使ってプレーしても

よいゲームですから、グリーン上でウエッジやドライバーを使おうが、

ティーショットにパターを使おうが罰は受けません。

(2)の質問ですが、グリーン上にある球をプレーして旗竿に当てた時は

旗竿が誰かに付き添われていたか否かに関係なく、また旗竿が

ホールから取り除かれてグリーン上にあったかグリーン外にあったかにも

関係なく2罰打が科せられます。

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第3問 A:2罰打になります。

原則として、砂やバラバラの土はあるがままの状態でプレー

しなければなりません。けれども、砂やバラバラの土は、本来

グリーン上にあるべきものではありません。

グリーン上にある砂やバラバラの土をそのままの状態でパット

することほど不愉快なことはありません。そこで、規則は、砂

やバラバラの土ででグリーン上にあるものに限りルースインペディメント

とみなし、取り除くことを許しているのです。

球がグリーン上にある時はもちろんのこと、グリーンの外にある時でも

OKです。

球がグリーンの外にある時に、プレーの線上でグリーンの外にある砂

やバラバラの土を取り除いた場合は「プレーの線の改善」違反、

球のすぐ周りにある砂やバラバラの土を取り除いた場合は「球の

ライの改善」違反をそれぞれ犯したことになります。その場合は

2罰打を受けます。

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第2問 A:2罰打を受けます。

バンカー内にある球やバンカー内から拾い上げられていて、あとでそのバンカー内に

ドロップするかプレースする球に対してストロークする前は、(球がハザード内にある

場合)によって、次のことが禁じられています。

a.そのバンカーや他の同じようなバンカーの状態をテストすること

b.そのバンカー内の地面にクラブなどで触れること

c.そのバンカー内にあるかバンカーに触れているルースインペディメントに触れたり、動かすこと

バンカーから脱出に失敗した時は、球は依然としてバンカー内にあるので、そのバンカー内の

砂にクラブを触れさせた場合は違反となります。

なお、バンカー内の地面には、バンカー内にある石や穴掘り動物がつくった盛り土も含みます。

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第1問 A:2罰打が科せられます

他の人が自分のバッグの中にクラブを入れた場合でも15本以上のクラブを携帯して

スタートしたことには変わりなく、科罰は免れません。

なお、ラウンド中に、超過クラブの携帯を発見した時は、

すぐに「不使用宣言」をしなければなりません。

超過クラブ発見後すぐに不使用宣言をしなかった場合は、競技失格の罰を受けます。

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