一人でやれるコンペ必勝法第50話


●エンジョイゴルフ ハッピーゴルファーを創造する

自主性を高めて練習を

「ゴルフには色々な楽しみ方がある」と海外で外人とプレーをしてつくづく感じる。メ ンバーとの交流を楽しむためのゴルフ。上達する事が目的のプレーヤー。リタイヤーした 夫婦が健康のためのゴルフ。それによってプレースタイルもさまざま。

「ゴルフのホームドクター」を目指してゴルファーをサポートするのが私の仕事である のだが、究極の目標は「ハッピーゴルファを創造する」ことだ。いくらゴルフが上達して も、ゴルフプレーが面白くなければ意味がないし、スコア―を追求するだけがゴルフでも ない。「何の為にゴルフをするのか」はゴルファー一人一人で違うのは当たり前なのだ。

従ってゴルファーに対してレッスンをする時は、問診をして十分に現状を把握してから入 るようにしている。そして目標を明確にする。しかしゴルファーに多いのは「私のゴルフ スイングを治して下さい」という、まな板の鯉状態。そして週に1回のスイングの形にこ だわるダンスレッスンのようなスクールとなる。私自身のレッスンも過去そうであった。 また多くの誤診や間違った治療を行ってきた。幸、人命に関わる問題にはならなかったの だが、多くの生徒さんが、私のモルモットとなってもらったことに申し訳なく感じている。

最近になって感じることは、ゴルファー自身の自主性を高めて自分で上達を促すことの大 切だ。タイガー・ウッズがブッチ・ハーモンからスイング指導のすべてを受け入れるので はなく、自分のゴルフ理論と合致することを選択し、吸収することを行っている。ゴルフ ァーが受身でなく、確固たる自己のもとで成長できるよう手助けが出来れば、これに勝る ものはない。  

21世紀に向けての一人でも多くのハッピーゴルファーの創造を手助けすべく、今後も微 力ながらゴルファーに対してのトータルサポートを続けていきたい。 

大東将啓(日本プロゴルフ協会A級インストラクター)

(続)