よみうり文化センター

 

  「ワンランク上げるゴルフ理論と練習法」

日時:毎月第四金曜日(随時スタート可能) 18:3020:00 

場所:よみうり梅田文化センター 大阪市北区角田町1-1東阪急ビル2  

http://www.oybc.co.jp/link/umeda/umedatop.html 

 

 

博士の読売文化センター講座♪〜スイング動画分析〜

2010年03月27日(土)
3月26日(金)
博士の読売文化センター講座
〜スイング動画分析〜


ラウンドして、人のスイングを見ることができても
自分のスイングを見ることはできません。
定期的にスイング動画を撮って
チェックする必要があります。
動画を撮る際、毎回必ずカメラのポジショニングを
同じにしましょう。

【カメラの場所】
ハーフウエイバック
=シャフトが地面と平行になる位置
手の高さに置く


アドレスの向きは
スタンスによって決まります。
(膝、腰、踵、肩)
ターゲットラインに平行になるように
フットラインを決めます。
ターゲットラインとフットラインは
どこまでも平行で交差しません。

ゴルファの2/3の人は、自分が思うより右に向いて
立っています。
→必然的にカット打ちしてしまう



スイングのチェックポイント

まず、プロのスイングと生徒さんのスイングを並べて、
繰り返し再生します。
プロとの全体的なリズムの比較ができます。

次に7つのチェックポイントをプロと
比較していきました。
@アドレス
Aハーフウエイバック
Bトップオブスイング
Cハーフウエイダウン
Dインパクト
Eフォロー
Fフィニッシュ

の7カ所をチェックしていきます。


読売講座でのスイングチェックは
夏以来2回目でしたが、

自分のスイングだけでなく
他の生徒さんのスイングチェックを見ていると
こういうくせがあるとこういう球がでる。
その場合どういう矯正方法があるかを
知ることができ、新しい発見がたくさんあり
とても勉強になりました。


@アドレス
腹筋と背筋に意識を持って
お尻の穴を上げて、母指球に力を入れる
前に体重がかかるように

手のひらを外に向けて立つ
=猫背防止


Aハーフウエイバック
真後ろから見たら、
インサイドかアウトサイドかがわかる

リーディングエッジの向き(シャフトの向き)が
上半身の前傾と同じ角度になるのが良い


Bトップオブスイング
シャフトが地面と平行なのが基本ライン

シャフトが一番たわむのもこの位置

〜Mさんの場合〜
膝の角度を見て、右足に余裕がないので
右股関節が固く、股関節で受け止められていないと
ご自分でもおっしゃられて、博士も同じことを
おっしゃられていました。
それを見ただけで、そこまでわかるとは。。。
すごいさすが研究熱心
思わずそちらの方が感心してしまいました

切り返しは左の膝からスタート。


Cハーフウエイダウン
切り返しの後、10センチでいいので
グリップが真下に下りるのが理想です。
下半身主体でなくてはグリップは真下に下りません。

真後ろから見ると、クラブが身体のそばを通っているかどうか
よくわかります。
『ふところ』は重いものを持ち上げるような姿勢で
広くキープしましょう。
その状態であれば、グリップが身体の近くを
通ることができます!

ここで疑問が。。。。
『懐を広く』すると脇が開いてしまうのでは?との疑問が。
 博士にお訪ねしました。
【回答】
「懐を広く」は、ある意味分かり難い表現ですね。
お尻を後ろに出して両手を脱力してアドレスすれば、
グリップが通る道が出来ます。
反対に上半身の前傾姿勢が少なく、
棒立ちのアドレスであれば、グリップの通る道が無く、
しかも遠心力でインパクトの時に、
手が身体から離れた場所を通る傾向があります。
したがって、思い物を持ち上げる時のイメージで
懐を広く取るアドレスをすることで前傾姿勢が保つことができ、
遠心力にも耐える(上半身の前傾姿勢がありますので)姿勢となり、
グリップが身体の近くを通るようになるのです。
その時に、両肘も身体から離れることなく、
身体の近くをキープします。




Dインパクト
前傾をキープしたまま
→コアトレーニングすればキープできる

左股関節に体重が乗り、蹴り込む。
→このためにもコアトレーニングが必要

アドレス←→インパクトの練習。
インパクトで押す
=肘が身体の近くの方が押しやすい



Eフォロー
後ろから見て、シャフトが出てくる場所に注意
肘がちゃんと伸びていたら、肩から出る


Fフィニッシュ
前傾の角度をキープ
→腹筋、背筋を鍛えましょう
例えば、
バランスボールでスーパーマンのポーズを
しながらTVを見るなど。。。



台所で料理をしながらなど
日常生活でいつも腹筋と背筋に意識を持つだけで
いつの間にか鍛えられます。

アプローチ&パターでも
腹筋と背筋に意識を持つと
コアが締まり、構えたところにヘッドが戻ってきやすい
そうです




最後に博士から。。。。。


今日のポイントのチェックは
球を打ちながらはできません。

練習場に行く前や、帰ってからの復習の時に
1分間スイングで@〜Fのポイントを
チェックしましょう


練習場では気持ちよく振り抜きましょう

そして
コースでもスイングチェックはしないで
プレイを楽しみましょう

とのメッセージが。。。。


スイング分析の会は
本当にいつも盛り上がります

動画撮影会に来られなかった方も、
何名かいらしゃいましたが
その方々も含め、
みなさん熱心にメモを録られていました。

合同レッスン会に体験で参加され、
お誘いしたHさんも
京都からわざわざご出席くださいましたが
とっても満足されていました
うふっゴルフ部新入部員ひとりゲット

みんなそれなりにくせがあって
人の数だけスイングがあるんだなというのが
私の感想です。

そして、
そのくせがショットが上手くいかない原因になっていたりします。

それを突き詰めるとプロのスイングに行き着く。

きっとみなさん目指すところは一緒なんですよね。

プロと同じスイングは無理でも
できれば少しでも近づきたいものですね
それなりに(笑)

ほんとうに充実の90分でした。

ありがとうございました