GOLF&GOLF 連載

大東将啓博士プロの「ゴルフホームドクター」!

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宋 アリ プロ のゴルフスイング

最少年でUSLPGAでメンバーとなった宋アリ。アマチュアでの戦歴で、コミッショナー特例として17歳でプロテスト受験し、みごと合格した。昨年の活躍で「ルーキーオブザイヤー」に選ばれる。

お父さんがタイ人でお母さんが韓国人。双子姉妹の妹も昨年にUSLPGAプレーヤーとなる。彼女のスイングの特徴はダウンスイングのスイング面。セルヒオ・ガルシアのようにクラブヘッドをインサイドから降ろしてきている(写真下段左の丸)。結果としてフォロースルーでクラブヘッドのフェース面が地面を向いているくらい、フェースローテーションがされている(写真下段右から2番目)

普通であれば、インパクトゾーンが短く、フェースの向きが安定し難い。ボールもばらつきやすいはずだ。しかし彼女の素晴らしい点は、ブリップが身体に近い位置でスイングをしていること。すなわちインパクト時に手が身体に近い位置にあることで、フェース面のコントロールが出来ているのだ(写真下段左から2番目)

宮里藍、横峯さくらプロと同年代でジュニア時代から一緒にプレーをしたこともある宋アリが、世界を舞台に活躍する日も間近いだろう。

 

「効果的な練習ドリル」

体幹トレーニング

 (効用:体のコアをトレーニングすることにより、ショットの安定度が高まる)

体幹を鍛えることが、ゴルフでは重要なポイントとなる。

合気道や気功では、臍下丹田が重要視される。

身体の重心点である、へそ下三寸がポイントとなり動きが決まってくる。

平均台にしても同様。

身体の重心点が、平均台の上に位置していれば、思い切った演技が可能となる。

ゴルフの場合も、体感を鍛えれば、ショットの安定性が抜群に高まる。

体幹を鍛えるトレーニングとして写真のように、片手と反対側の膝を床につけて反対側の手と足を伸ばす。

最初はぐら付くので、膝から下を床につけて行う。

慣れてくれば膝のお皿だけで我慢する。

15秒を交互の手足で行い3セット。

これを毎日3週間、続ければ、ぐらつく事がなくなり、体幹感覚が出てくる。

この体幹感覚がシッカリと取れれば、アドレスでのドッシリ感が生まれ、ショットの安定感が増す。

グレース 朴 のゴルフスイング

小学校卒業後、単身アメリカに渡ったグレース・朴。ジュニアゴルフで活躍して、史上初のアマチュアグランドスラムを達成した。

昨年は、メジャーのクラフトナビスコ優勝を含む2勝を上げて、獲得賞金額は、アニカ・ソレンスタムに継ぐ2位の152万ドル(約1億6千万円)Vare Trophy(シーズンを通じての最小スコア-に表彰される)を獲得した(69.99)

彼女のティーチングプロはリン・マリオット。アニカ・ソレンスタムを教えたピア・ニールソンと伴にゴルフ54ビジョンのレッスン活動を行っている。小生と同い年の彼女たちが、同じ理論体系を教えて来て、LPGAのナンバーワンとナンバー2を育てたのだ。昨年来、村田理恵プロも幾度となく渡米して彼女たちにお世話になっている。

特徴的なのは、フォロースルーでの手首の使い方。

ビジェイ・シンのように右手のスナップを利かせた形になっている。

グリッププレーシャーが柔らかく、効果的な力の伝達をクラブヘッドにしている証拠である。

従ってダウンスイングとフォロースルーでのシャフトの面が安定したスイングプレーンを描いている。

韓国女子プロが活躍しているLPGAの先頭を走っているプロである。

 

「効果的な練習ドリル」15

@     ストレッチポール (効用:体のコアをトレーニングすることにより、ショットの安定度が高まる)

 スポーツクラブでも取り入れられているストレッチボール。

まずボールの中心に座り、背中を伸ばす。

その状態で、軽く上下をすることで、体の重心とボールの中心点を合わせる。体のコア感覚を養うことで、スイング中の軸のイメージがし易くなる。

次に足を大きく開き、股割状態で座る。

この状態から、股関節を上下、左右する。

慣れてくれば、ボールの上でお尻を右回り、左回りさせる。

股関節の、インナーマッスルをストレッチできる。

 

次に両膝をボールの上に載せて、バランス感覚を養う。

体のコア感覚が高まり、ショットの安定感が高まる。

 

慣れてくれば、膝立ちをする。

セリ のゴルフスイング

1998年の米国プロデビューの年に全米女子プロと全米女子の2つのメジャーに優勝し鮮烈的なデビューをした朴セリ。一躍母国のヒロインとなり、当時の韓国の経済不況を救うほどのインパクトがあったという。その後、グレース朴、金美賢、ハン・ヒーホン、アリー・ソンなどの米国で活躍する韓国女子プロの先駆者的存在となる。現在ではUSLPGAの賞金上位30位以内の10名を韓国選手が占める一大勢力となっている。小生が1998年1月にフロリダのデビット・レッドベターゴルフアカデミーを訪ねた時、練習熱心な彼女の姿に感心した。デビットから「今年USLPGにデビューする注目株」と直接紹介された。まもなく一世を風靡したことは記憶に新しい。だが一昨年より怪我と腰痛が長引き、本来の調子を取り戻すまでには至っていない。ジュニアの時代から毎日800発の球を打ち、パットは600回のノルマを父から与えられてきた。ゴルフスイングは一定方向の動きの為に、適正なトレーニング無しでは体を痛める場合が多い。最近の彼女のスイングをみると腰痛を抱えてか、心なしか腕中心に見える。すなわち手先の動きが大きいためにダウンスイングとフォローするーでシャフトが寝ている状態となっている。フェアウエーキープ率が61.9%(147)の原因もそのあたりであろう。

「効果的な練習ドリル」14

ストレッチポール (効用:腰を中心とした体の歪みを矯正する)ゴルフスイングは一定方向の運動の為に、体の歪みが生じやすい。そこで、ストレッチやトレーニングを通じて体をケアーすることが大切となる。

 

カリー・ウェブ のゴルフスイング

96・99・00年とLPGAの賞金女王を3回獲得し、アニカ・ソレンスタムとの2強時代を築いたカリー・ウェブ。01年にはLPGAチャンピオンシップに勝利して、史上最年少でグランドスラムを達成した。02年には、全英女子オープンで優勝して史上初のスーパー・キャリアグランドスラムも達成。メジャー6勝を含む世界ツアーで34勝をあげ、グレッグ・ノーマンプロと共にオーストラリアの国民的ヒーローだ。つい先日、オーストラリアにて開催されたANZマスターズでは、宮里藍プロを最終日に逆転し優勝した。彼女のゴルフスイングから学ぶべきポイントは、アドレス、トップオブスイング、フォロースルー、フィニッシュのそれぞれの姿勢。アドレスでは、少しクローズにスタンスの向きを取り、どっしりとした下半身。上半身は背筋を伸ばし一本の軸がシッカリと出来ている。トップオブスイングでは、クラブシャフトがオンプレーンの状態で、左肩があごの下に入っている。フォロースルーでは、両腕が体の前にあり、正対している。フィニッシュは、シャフト面がアンレーンの状態を保ったままでバランスよくおさまっている。

「効果的な練習ドリル」13

@ポジショニングドリル:アドレス(効用:体に形を覚えこませることにより、正しいスイング形成が容易になる)下半身をどっしりと構える。おしりを少し上げ気味にすれば、踵体重を防ぐことが出来る。背筋に意識を向けて、一直線の軸をイメージする。

Aポジショニングドリル:トップオブスイング右足の角度を変えないまま、上半身を回転させる。左肩がアゴの下に入るまで上半身を回転し、前傾角度が変わらないようにする。

 

Bポジショニングドリル:フォロースルー両腕が伸びた状態で、グリップの位置が体の前に正対している。両手の甲の向きが飛球線に対して、一致した状態。

 

Cポジショニングドリル:フィニッシュ左サイドに体重が乗ってバランスの良いフィニッシュの姿勢。クラブシャフトが背中で斜めになっている状態。

 

横田 真一プロ のゴルフスイング

今年の選手会会長に就任した横田真一プロ。専修大学3年の時、1992年の日本オープンでは、ローエストアマに輝いている。小生が通訳をして、ピーター・コスティスのレッスンを受けていたのもその年であった。今は無き東京の芝ゴルフセンターで素直な好青年の印象がした。当時は下半身の動きを中心にレッスンした。体の重心に意識を向けて、その位置がスイング中に大きくぶれないようにするトレーニングだ。ちょうど平均台競技を考えて見よう。選手の重心が、いつも10センチ幅の平均台の垂直上にあることにより、バーの上での自由なパーフォーマンスが可能となる。一旦、重心が平均台から外れてしまえば、そのアンバランスを補う為の上半身による修正が必要となってくる。

ゴルフスイングでも同様のことが言える。横田プロの下半身は、スイング中動き過ぎているように見える。トップオブスイングで左足がヒールアップして、左ひざが前に出て来る。確かにその部分だけを観察すると。無駄な動きに見えるかもしれない。しかし重要なのは、体の重心の動き。お臍の少し下にある臍下丹田の動きは、スイング中、どっしりとして安定している。平均台の上に重心位置があれば、自由に演技が出来るように、ゴルフスイングでも、体の重心位置がぶれなければ、横田プロのように、安定したゴルフスイングが可能となる

「効果的な練習ドリル」12

@     平均台ドリル() (効用:体の重心を意識することにより、バランスの崩れないゴルフスイングが可能となる)

右足を前にして平均台に対して直面するように立ち、ゴルフスイングの動きをする。

体の重心に意識を向けることにより、バランスが崩れなくスイングすることが可能となる。

斜面からのショット等、バランス感覚を養う練習である。特に腰がスエーがひどいゴルファーにお勧めのドリル。

 

@     平均台ドリル() (効用:体の重心を意識することにより、バランスの崩れないゴルフスイングが可能となる)

平均台に対して平行に立ち、ゴルフスイングの動きをする。体の重心に意識を向けることにより、バランスが崩れなくスイングすることが可能となる。

斜面からのショット等、バランス感覚を養う練習である。

土踏まずの中心でバランスを取る練習となり、つま先や踵体重の癖があるゴルファーに効果的なドリル。

 

古閑 美保プロ のゴルフスイング

小学生の時は「野球少女」で甲子園を目指していたという古閑美保プロ。10歳の時に坂田塾の一期生となりゴルフを始める。高校3年生から清元登子プロの門下生となり不動裕理プロとは兄弟弟子。2003年度に2勝して賞金ラインキング3位と一気にブレイクした。昨年も1勝をあげ、獲得賞金額9位と上位をキープしている。

古閑プロのゴルフスイングの特徴は滑らかなスイングテンポであろう。不動裕理プロ同様オーバースイングであるが、力みが無くスムーズにクラブをスイングしている。ゆったりとしたリズムは、お互いが持っている長所。それでいて飛距離も良く出る。身体能力が高いことが見て取れる。

2つ目の特徴は、シャフトプレーンの軌道とクラブフェースのコントロールが抜群に良い点。

ダウンスイングのシャフトの角度とフェースの向きを見てもらいたい。理想的なポジションである。クラブシャフトの延長線上にボールがあり、そのまま最短距離でボールをヒットできる。またフェース面もスイングプレーンに対してスクエアな状態である。したがってフォロースルーの写真(最後から2枚目)においても、シャフトの角度とフェース面が理想的な状態をキープしている。すなわちシャフトの延長線上がボールポジションでありフェースの向きも完璧な状態である。このスイングであれば、インパクトゾーンでのフェースローテーションの少なく、安定してボールコントロールが可能となる。

「効果的な練習ドリル」 11

@     2本クラブスイング(効用:スイングプレーンの意識をなぞる感覚を養うことで、スイング軌道が安定する)

2本のクラブでゆっくりとスイングプレーンをなぞるように動かす。

クラブヘッドの向きにも注意をはらいながらシャフトのポジショニングを確認する。

繰り返し反復練習をする事により、正しいスイングプレーン形成に役立つ。

@     片手スイング(効用:片手でクラブを振ることにより、個別の腕の動きが鮮明になる)

まず右手1本でクラブを持ち、ゆっくりとのスイングを行う。

クラブヘッドの重みを感じながら、重力に逆らうことなく自然の動きを心掛ける。

片手で力が入らない為に、無駄な動きが無くなる。

左手1本でも同様にポジションを確認しながらスイングを行う。

極端に左手が弱い人は、筋力トレーニングにもなる。

タイガーウッズのゴルフスイング

今年のUSツアーが1勝に終わり、長年維持してきた世界ランク1位の座もビジェイ・シンに明渡したタイガー・ウッズ。以前の強さが影を潜めていたのだが、今年はじめより、新しいティーチングプロのハンク・ヘーニーと取り組んできたスイング改造が実を結んで、ダンロプフェニックストーナメントで日本での初優勝を飾った。

 宮崎では460CCのデカヘッドのドライバーを使って、キャリーの稼げる高い弾道のボールを打っていた。トップオブスイングをコンパクトにしてフェースローテーションの少ないスイングを心掛けていた感じがする。これは完成モーメントが大きなデカヘッド用に適したもの。練習場でも、しきりにフォローの形をチェックしながら素振りの練習をしていた。

 フォロースルーでのクラブシャフトを見ても明らかなように、非常に高い角度で振りぬいているのが分かる。「努力」して左肘をぬき気味にしてスイングを作っているように見られた。タイガーほどのヘッドスピードだとフォロースルーにおいてクラブヘッドがターンしやすく、結果としてドロー気味のボールになる。今回はフェニックス用にフェードボールを多用していたのが特徴的であった。

 タイガーの素晴らしいのは、歩き方。優雅にそしてゆったりとフェアウエーを闊歩する。腰骨を前に出す事により、頭の位置が前に出ず、自然と胸がはれる姿勢となる。歩き方が良いと不思議とゴルフにも良い影響がうまれる。ゴルフスイングは別として歩き型ぐらいは真似をしてみてはどうでしょう。

「効果的な練習ドリル」10

ウォーキングドリル@(効用:手の先から足先までイメージする事より、重力にたいして垂直の姿勢が保てる)

直立不動の状態より両腕を真っ直ぐに伸ばす。上から引っ張られているイメージを持つことにより自然と姿勢が正される。この状態をキープして歩いてみよう。

ウォーキングドリルA(効用:手を腰に当てて腰骨を前に出すことにより頭から足まで一直線の姿勢となる)

腰骨が後に、頭が前に出た状態で歩行する方が多い。手を腰に当て前に押すイメージを持てば、自然と背筋が伸び胸が張れる。この状態をキープして歩く事により、気持ちまでリフレッシュする事が出来るかも、、、

谷口 徹プロのゴルフスイング

今年の日本オープンに優勝した谷口徹プロ。2002年の東海クラッシク以来734日ぶりの復活となった。更には次週も勝ち2週連続優勝を飾った。2002年に賞金王となったが、原因不明の病魔に教われ昨年は運動すら出来ずに自宅に閉じこもっている時期もあった。左頭部の「血管腫」と診断され今でも薬を飲んでいる。和製タイガー・ウッズと言われるほど、プレー中のガッツポーズが激しいだけではなく、コース外の言動も度々物議をかもしている。一昨年の日本オープンでピンシートの誤記に対して「これがナショナルオープンか!?ローカルオープンのようなもの」と声を荒げた。その他日本プロゴルフ協会の脱退宣言等、話題に事欠かない。ある意味、それほど純粋なところがあるのだろう。同じ同志社大学出身の小生に、「何とか教育しろ」と言われる方も要るが、強烈なキャラクターとしてプロゴルフ界に無くてはならない存在となっている。

谷口プロのゴルフスイングの特徴はシャフトプレーン(シャフトが描く軌道面)が素晴らしく一定の面を描いているところ。実にクラブヘッドが無駄ななく動きが無く、効率的な直線の動きをしている。すなわちアドレス時のシャフト面とインパクト時のシャフトの間に、スイング中シャフトが納まるのがスイングプレーンの基本となる(写真上の2本の線)。バックスイングとトップでのクラブヘッドの位置もスクエア−の状態で理想的である。独特なスイングに見えるが、基本に忠実なクラブヘッド軌道となっている。

「効果的な練習ドリル」9

 

@口にティードリル(効用:ティーがボールを指すことにより、首を中心としたゴルフスイングをイメージ出来る。)ティーを口に咥えてボールを指してアドレスすると、首根っ子が支点となったスイング面をイメージし易くなる。また唇の間にティーを咥えることにより、力みの無いインパクトが可能となる。

 

   Aフラフープドリル(効用:フラフープをスイングする事により、スイングプレーンの安定をはかることが出来る)フラフープをグリップして、アドレス、トップオブスイング、インパクトを繰り返し練習する。スイング中のフラフープの面が一定であれば、スイングプレーンが安定していることとなる。この動きを体が覚えるまで何回も繰り返し練習することにより、安定したスイングプレーンの形成が可能となる。

川岸良兼プロのゴルフスイング

ジュニア時代から一〇年に一人の逸材と言われ、日大に進んでからも日本アマや日本学生など被かすのタイトルをとり、1989年にプロ入り。翌年にはいきなり3勝を挙げて賞金ランキング3位となった。間違いなく日本のゴルフ界を担うスターの誕生として前途有望だったのだが、極度のスランプに陥った。パーシモンの時代から300ヤードの豪打を見せていたが、クラブの変更に伴いそのスイングが適用しきれていない点があるのではないだろうか。

一例はダウンスイングでフェース面が大きく開いた状態(写真の丸円)である為にインパクトまでのフェースローテーションが大きく、結果として、フォロースルー時のフェースの向きが地面を指している(写真の丸円)。通常であれば、クラブシャフトのオンライプレーンの2次的なフェースローテーションの動きで終わるはずなのに(フェースの向きが正面から正面に回転)、手首の動きが大きく入る3次的なより複雑な動きの中でインパクトを向かえるゴルフスイングとなっていることが見て取れる。パーシモン時代のフェースコントロールがし易い時は対応出来ていても、慣性モーメントが大きい大型ヘッド時代では、複雑すぎるリストの動きであろう。

「効果的な練習ドリル」8

 

@サムアップドリル(効用:コックの少ないインパクトゾーンの感覚が身に付く。同時にクラブフェースの向きの意識が高まる)。両手の親指を上げて人差し指と目一杯離すことにより、リストコックの動きが固定される。その状態でインパクトゾーンでの素振りを繰り返する事により、クラブフェース面の安定した動きのスイングが形成される。また親指の向きはクラブフェースのトウの向きと一致しているので、フェース面の意識が高まる練習にもなる。

Aドミナントハンドドリル(効用:利き腕の動きを習得することにより安定感のあるショットが生まれる)。

クラブヘッド軌道とフェースに向きに大きく影響するのが、利き腕の働きによるところ。特に力が入った時やプレッシャー時では、無意識の動きになりやすい。何時でも同じインパクトを迎えるために、利き腕の動きを脳にプログラム出来るまで反復練習をする。無意識で出来るまで、利き腕だけでトップからインパクトまでの動きを繰り返し行う事が重要だ(反対の手はクラブ等の上に置いて固定しおく)。