フロリダの第一歩

曽根 保夫(S25・3・9生)
(枚方ゴルフセンター所属プロ 1988年 関西オープン優勝)

 私は'95年1月に初めてフロリダのミニツアーに参加しました。 渡米する前に「今さら海外に行っても、得るものが有るのか?」 「仮にあったとしても40過ぎのこの体と頭で、何が吸収できるのか?」とまわりから言われ、自分でも内心そのように思っていました。 しかし今になって思えば、あの時思いきって決断して良かったと、心から思っております。 

  フロリダのミニツアーには、 日本では得られない物がたくさん有りました。 それらは、人によって感じ方や得るものが当然違うでしょうが、私の場合は精神的な部分が大きかったと思います。

 いろいろな人種の選手が、各々に言葉や文化が違えど、たった一つのゴルフボールを接点として競い合う毎日・・・・。 彼らは皆、一打一打を大切にし、とてもハングリースピリットにあふれている。 しかしゲームが終われば非常にフレンドリーでもある。 そんな彼等と付き合ううちに、私も、もっとゴルフがやりたい、もっと上手になりたいと、まるで研修生時代の様な初々しい気持ちになれたのです。

 技術面では、レッドベターアカデミーにて、主にショウトゲームをレッスンしてもらいました。 あれからパターも確実に良くなりました。

 これらがきっかけとなり、昨年は夏から、オメガAPGAツアーに参戦して色々な国を旅しました。 お陰様で年間を通じてのシード選手になれましたので、3月より再びAPGAツアーに行って参ります。 このように積極的になれたのも、今思えばあのフロリダが第一歩だったと思います。

 知らない世界を体験するというのは、何事もやはり勇気がいるものです。 でもその勇気は必ずゴルフに生かされます。 又ゴルフをしていなければ、こんなに広くの世間を見たり触れたりする事もなっかたでしょう。 そう思えば、ゴルフが出来る喜びと感謝の気持ちにあらためて気付かされた事が、一番の成果だったのかもしれません。

 たった一つ最後に告白しておかなければならないのは、「もっと若い時に行っておけば良かった・・・・。」という事です。 この文を目にしてくれた方で、自分はゴルフに対し、あるいは人生において、まだまだ発展途上であると思っているのであれば、どんどんチャレンジしてほしいと思います。

HOMEミニツアーメニューへ戻る次ページへ