大東アイ(四方山話) 

21話〜30話

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大東アイ 第30話>     大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

デジカメを使ってスイングを撮影

 自分のゴルフスイングは、自分で見られない。しかし自分以外の人には見せている。

「自分のゴルフスイングを知らずに練習するのは、鏡なしで化粧をするようなもの」と、常々小生は言っている。

 昔であれば、ビデオカメラでスイングを撮影しテレビモニターに映してチェックしていた。かなり手間の掛かる作業である。

しかし現在は、デジカメが断然便利になった。

動画撮影機能を使って、液晶画面でその場で見られる。

ノートパソコンを使えば、プロのモデルスイングと対比する事も出来る。

しかもソフトは、クイックタイムのフリーソフトを使えば良い。

最近のデジカメはコンパクトで性能がよく、安価であるから使わない手はない。

当社のインストラクター達も、ラウンド時は、必ずキャディーバックに入れておくように勧めている。

 ゴルフスイングは、ノーマルスピードで見るよりも、コマ送りコマ戻しで繰り返し見ることにより、より詳しい分析が出来る。

その意味でも、デジカメの動画撮影であれば、クラブシャフトの動きやフェースの向きまでチェックが出来る。

 小生も、ゴルファー皆様のスイングを動画撮影して、述べ千人以上のスイングをパソコンの外付けハードメモリーに蓄えている。

パソコンに名前を入れてファイル管理する事により、検索が容易となる。

これだけのスイングを収集すれば、自ずとスイングのチェックポイントも分かるようになって来た。

 動画スイングを、分解写真のように貼り付けて加工し、プリントアウトする事もお手の物。

 そこで「どのデジカメが良いのか?」という質問を多く頂く。

 ゴルフスイング撮影に適しているデジカメは。

1.        液晶の画面が大きく、スイングが見やすいもの。

2.        コマ送り、コマ戻し機能がついているもの。

3.        バッテリーの持ちが良いもの。

4.        動画の記録画素数が多いもの(640×480ピクセル)

5.        サンヨー DSC-J4-K Xacti ミッドナイトブラック1秒間のフレーム数が多いもの(30コマ)

 上記の機能を総合評価すれば、今のところサンヨーDSC-J4-Kとなる。しかし液晶が1.8インチと小さいのが玉に瑕。

「サンヨーさん、大型液晶画面の付いたデジカメを出して下さい!」 

平成161115日

 

 

 

大東アイ 第29話>     大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

  読書嫌いだった私 −先輩諸兄から叱咤激励−

 

「推薦本」などという偉そうなことを皆様に薦めている小生、実は読書嫌いでだった。

学生時代は根っからの理数系で、大の国語が苦手。

漢字テストや読解力は落第点ばかりだった。

読書も自ら進んですることなど皆無。

 中学1年の時、課題図書で「新島襄」を読まされた。

その本が、今思えば自分の人生を変えた一冊と成った。

 まだ日本が鎖国時代の1864年に、日本の将来を憂い単身アメリカに渡る、母校同志社大学創立者、新島襄の実話。国の掟を破って、函館からアメリカ商船ベルリン号に乗り込み、上海、喜望峰を回り13ヵ月後にボストンに着く。10年間の米国滞在中にキリスト教の洗礼を受けて、帰国間近のキリスト教大会で母国日本でのキリスト教大学設立を訴える。募金を申し出た多くの聴衆に混ざって、帰りの電車代の2ドルを寄付する農夫もいた。

 「たった2ドルだが、歩いて帰るので使って欲しい」

 その部分を読んで、涙した事を鮮明に覚えている。

 その頃から、小生も「将来、自分もアメリカで学びたい」と淡い気持ちを持つようになった。

 小生に読書を強く勧めてくれる2人の先輩諸兄がいる。

 読売新聞、運動部のS部長。小生がゴルフコラムを担当させていただいている時、

 「コラムを書くためには、最低100冊は年間読書せよ!」と叱咤激励された。

 もう1人は、毎日放送のK常務。

 「ビジネス書やノウハウものも良いが、文学書を読まないと人間としての深みがでないよ!」

 手厳しいお言葉であったが、間違いなく小生にとって2人の恩人だ。

平成161114

 前回の回答


 

 

大東アイ 第28話>     大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

Dr.まさの推薦本 −クイズ出題−

ゴルフ54ビジョン 
 / ピア・ニールソン/著 
禅ゴルフ メンタル・ゲームをマスターする法             
 / ジョセフ・ペアレント/著 塩谷紘/訳

「DR.まさの推薦本」http://www.naturalgolf.co.jp/Drmasa.htm

コーナーで色々な本を紹介させて貰っている。

僭越ではあるが、小生のお気に入り本の押売りだ。今回は、「禅ゴルフ」と「ゴルフ54ビジョン」を紹介したい。

アメリカで10万部のベストセラーとなり、更に2年連続賞金王となったビジェイ・シンの活躍で注目されているのが「禅ゴルフ」。

著者のジョセフ・ペアレント博士はコロラド大学院で仏教徒心理学の関係を研究したアメリカ人。

仏教の心「禅」に学ぶという、日本からすれば逆輸入バージョンといったところ。

ビジェイ・シンもキャディーバックに必ずこの本を入れているという。文字通り「心の支え」としている教えである。

もう一冊は、「ゴルフ54ビジョン」。

アニカ・ソレンスタムのティーチングプロのピア・ニールソン女氏が唱えているメソッド。

多くのティーチングプロと一線を改して、メンタル面に重きを置いている。

「自分の心の中に制限を設けないこと」

小生もピア・ニールソンから色々と勉強させて頂いた。

是非とも皆様にも2冊の本を読んで、ご自身のゴルフレベルのステップアップに役立てて貰いたい。

僭越であるが、小生からのアドバイス。上記の本は、当たり前のことが書かれている。

ややもすると頭をすり抜けて気持ちよく読んでしまうだけに終わる。

注意すべきは、書かれている事を自分の体の一部になるまで実行する事。

自分の血となり肉となって初めて読む意味がある。

今回は前述の「禅ゴルフ」からのクイズの出題。

ヒントは、「自分の殻に閉じ困らないこと」「広い視野を持つ」。

ゴルフゲームでは最も大切なことです。これが出来ればあなたのゴルフゲームの参考になるでしょう。

答えは後日の四方山話で紹介します。

平成161113

「以下に示す9個のドットを、4本の直線で結べ。どの時点でも、鉛筆を紙から離すことは許されないが、描いた線を横切ってもよい。」

 

 

 

 

 

 

大東アイ 第27話>     大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

  アメリカンスタイルのゴルフ場 −コース内をカートで走行−

  ホームページの「安井良次のメンタルトレーニング」で連載中の安井さんのホームコースである大宝塚ゴルフクラブにお邪魔したhttp://www.pacificgolf.co.jp/daitakarazuka/index.asp

経営が外資に移り、フェアウエーまでカートが入る事が出来るようになった。

カートを自分で運転をして、ボールの直ぐ近くまで横付けする。

カートにはナビゲーションシステムがあり、グリーンまでの距離が表示される。

残りの距離を迷う事がなくなる。当然プレー時間も短縮されるわけだ。

アメリカのゴルフ場でプレーをしている気分になれる。

 当日は、所属プロの久保田有弥プロのラウンドレッスン。

先月東香里ゴルフセンターにてレッスンを行った時の注意点は、「クワイエットな下半身」。

ダウンスイングで右足がヒールアップしすぎて、右膝が暴れる傾向にある。どっしり感のイメージの下半身をテーマとした。

 112日から4日までの来年度のツアー出場件をかけてセカンドクオリファイに通過して、今月と来月に行われるサード、ファイナルに向けての最終調整。

久保田プロの場合、「漠然と練習をする事が多く、自分のショットを数値化することが無かった」という。

早速1.8メートルのクリティカルディスタンスからのカップインの確率を数値化した。

結果は50%。面白い事に、スライスラインのミスが目立つ事がわかった。

よく見ると、スライスラインの狙いを浅く読んで、パターフェースをかぶせて打っている。

これはプロも含めてほとんどのゴルファーの傾向だ。

すなわち本来打ち出す必要のある方向よりも少ない曲がりにアドレスをして、インパクトでフェース面等を調整する。

そこで取り出したのが、ジョー・ティールのパッティングルーラー。

1ヤードのアルミ製の定規の上にボールを置いてパッティングを行う。

フェース面がスクエア―でないと、ルーラーの上からボールが外れてしまう。

久保田プロの場合パターフェースがかぶっているので、ルーラーの左側にボールが落ちてしまう。

いままで長年の癖だ。

それで調整をしていたのだ。危険なのは、フェース面だけをスクエア―に戻してしまうこと。

ストロークの軌道も修正しなければ、いままでの癖が相殺されない。

皆様も自分のパターのフェースがどこを向いているかをチックしてみましょう。

パターフェース面に沿って鏡を固定させ、レーザービームに向けてアドレスすれば簡単にチックできる。

平成161112

 

大東アイ 第26話>     大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

  ツアー終盤 −悲喜こもごも−

米男子ツアーの最終戦であるツアー選手権が終了した。

前日までトップのタイガー・ウッズが最終日2オーバーで、6アンダーで回ったレフティー・グーセンに逆転優勝をゆるした。

これで今年のタイガー・ウッズは1勝に終わり、獲得賞金総額は約5億6千万円の第4位。

ここ数年は、9勝を挙げた2000年の圧倒的な強さ影を潜めている。

それに代わって今年はビジェイ・シンの圧倒的な強さが際立った。

年間10勝をあげて、約11億5千万円の賞金を獲得し断トツの賞金王。

ツアーきっての練習熱心で、毎日暗くなるまでコースを離れない。

日本を代表する哲学者の梅原猛が著書の中で言っている言葉を思い出す。

「ゲーテという詩人は「天才というものは努力する才能である」と言った。

天才というのは生まれつきあるものじゃない。人一倍の努力が出来る才能である。

生まれつき才能がある人はいっぱいいるけれども、そのなかでこつこつ努力する人が成功する。

才能がなくてもこつこつ努力すれば、思いがけない幸運がおとずれる。

努力しない人には成功はおぼつかない。たとえ一時成功しても、必ずだめになる。」

今年の丸山茂樹プロは未勝利でも約2億4千万円の23位。

田中秀道プロは約8千万円の104位で、来年のシード権を獲得した。

日本の女子では宮里藍が10代で初の1億円を超えて話題となった。

スター選手の出現で、今後のトーナメントの盛り上がりが期待される。

 実は、米ツアーに於いてもタイガー・ウッズの出現でトーナメントの賞金額がアップした。

94年には日米男子ツアーの賞金総額が41億円と62億。約1.5倍の差であった。

それが2004年には、日本が327千万円、米国264億円と8倍以上の差がついてしまった。

どこまでその差が開くか心配である。

平成161111日

 

大東アイ 第25話>     大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

数値化した練習をしよう! −Part2 ショット編−  

 クリティカルディスタンスのパッティングに関しての練習方法は、前回説明した。

今回はショットの数値化の練習方法。

まずはウエッジショット。304050ヤードの目標を設定する。

それぞれを5球ずつショットする。

同じ距離を連続で打つのでなく、毎回目標を変えてショットする。

その結果目標からの距離の合計を出す。

50ヤードの目標に向けてのショットが、左図のような結果になったとしよう。

がピンまで3メートル。が2メートル。が4メートル。が6メートル。が1メートル。

5球のボールからピンまでの合計は、3+2+4+6+1=16メートルとなる。

すなわち、50ヤードへのショットの誤差平均は16メートル÷5球=3.2約ヤード。

これが現在の実力。各クラブで同様なチェックをする。

自然と自分のショットの実力を正確に把握できる。

クラブセッティングが狂っている場合や不得意なクラブに関して、正確性が落ちる数値が出てくるのも面白い現象だ。

自分の長所と短所を正確に把握した上で、将来に向けての目標を設計する準備が出来る。

ただ闇雲にボールを打つだけではなく、目標を設定した上でショットする。

そして結果をチェックして、数値化する。その繰り返しが効果的な練習となる。

数字で表すと不思議と現実が見えてくる。是非とも皆さんもトライしてもらい。

下記のような表にその日のショットの数値化を記入していくと良い。  

平成161110

 

平均誤差

 

 

 30Y

 

 

 

 40Y

 

 

 

 50Y

   3.2Y(11/10)

 

 

  60Y

 

 

 

 70Y

 

 

 

 80Y

 

 

 

 90Y

 

 

 

100Y 

 

 

 

110Y

 

 

 

120Y

 

 

 

 

 

 

 

 

大東アイ 第24話>     大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

数値化した練習をしよう!

 毎年この時期になると、来年度のツアー出場の為の予選会が開催される。

「ホームドクター」会員の松本成太プロも来週、小野東洋カントリー倶楽部の4日間で上位に入り、来月のファイナルクオリファイ(6日間)にすべてを賭ける。

これに失敗すれば、来年のツアー出場が出来ない。

大学入試のようなもので、1年間の浪人生活となる。

なんとしても、ツアー出場権を得たいところ。

しかし「最近になってヒールショットばかり」と悩みの相談。

早速、東香里ゴルフセンターにてレッスンとなった。

思考錯誤を繰り返しながら、最終的にボールを上腕に挟んだドリルとなった。

これは腕と体の動きがバラバラになってしまう癖の矯正する効果がある。

このドリルがピッタリとハマリ、小生のボールを松本プロに取られてしまった。

場所を交野カントリーに移して、ラウンドレッスン。

当たり前のことだが、ゴルフの目的は、最小打数でラウンドすること。

そのスコア―を縮める為に、数値を取り込んだ練習をしているゴルファーは意外と少ない。

例えばパッティングの練習。プロでカップインの確率が50%を切るのは1.8メートルと言われている。

いわゆるこの「入れごろ外しごろ」の(クリティカルディスタンス)を練習しているゴルファーは多いのだが、自分の現状の腕前を数字で把握して、目標を数値で持っている選手は皆無である。

具体的には、カップから1.8メートルの4箇所にマークを置く。

そこから1球づつパッティングを行う。

次にマークの間から1球づつ4パットをする。

練習グリーンでカップが3箇所あれば、24パット行える事となる。

重要なのは、同じラインからのパットは行わない点。

そして自分のカップインの回数を数える。

松本プロの場合、当日のカップインの確率は66%。

これはかなり良い方(プロの平均が50%だから)

皆さんも是非、試して貰いたい。

クリティカルディスタンスからのカップインの確率を知り、自分の実力を認識するのが第一。

そして目標のカップインの確率を持って練習に励んで下さい。

次回の四方山話では、ショットの数値化について話をします。

平成1611月9日

 

大東アイ 第23話>     大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話) 

強かったアニカ。藍チャン6318歳宋アリも健闘


 

アメリカLPGAのオフィシャルトーナメントであるミズノクラッシクの最終日。

女王アニカ・ソレンスタムが前評判通りの強さで4年連続優勝を飾った。

朝の練習場では、3本のウエッジを中心に練習をしていた。

感心したのは、全てのショットでボールが止まるまで行方を確認している。

練習での1球が、試合と全く変わらないように。

最終日、宮里藍プロが63のコースレコードタイをマークして大会を盛り上げたのは流石。

その中でUSLPGA最少年の宋アリも頑張った。


アニカの活躍で誰も彼女を注目していなかったが、昨年17歳でクオリファイを5位で通過した。

本来は18歳以上の受験なのだが、コミッショナー特例で最年少LPGAプレーヤー誕生となった。

お父さんが韓国人、お母さんがタイ人。実は彼女には双子の姉がいて、

「今年のLPGAのクオリファイにチャレンジする」とお父さんが嬉しそうに話してくれた。

彼女のスイングは、上記の分解写真で見れるように、ダウンスイングでインサイドからクラブがインサイドから降りて来る、ドロー打ち。動画で見るとダイナミックな若さあふれるものだ。

最終日68、通算12アンダーの5位。今後目が話せない注目株だ。

平成1611月8日

 

 

大東アイ 第22話>     大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

愛犬「ルル」の散歩で歩測の練習

我が家の愛犬「ルル」は3歳10ヶ月。娘の中学入学のお祝いで、おねだりされて飼い始めた。

「散歩は責任をもってする」と約束したのだが、夜の散歩は小生の担当となってしまっている。

30キロを超えるゴールデンリトリバーなので、娘には散歩が危ないとのことだ。

もともと賢い犬で訓練されれば、盲導犬にでも成れるのだが、なにせ甘やかして育ててしまった。

大人でも制止できない力で引っ張って困らせる事も多い。

我が家の周りでは、野生のたぬきが生息してる。

散歩中、たぬきに遭遇すれば、小生とルルの格闘となってしまう。

次の日には、引っ張られた腕が筋肉痛になるほど。

毎日の散歩は、食後の運動になるだけではなく、ゴルフの練習にもなりえる。

別にクラブやボールを持って練習をするわけではない。それは距離感の習得に役立つ練習。

まず自分のいている所から、目標の電信柱や木に対して距離を当ててみる。

そして歩測をして、確認作業をするのだ。

そのための前提になるのは、自分の一歩を1ヤードに合わせる練習を日頃からしておく。

すなわちラウンド時に150ヤードと100ヤードの標識を歩測して50歩で合わすトレーニング。

ショートゲームの重要性は以前から強調しているところ。

特に50ヤード以内のショットに関しては、距離感を養う事が大切。

なぜならフルショットでないから加減したスイングとなる。

そのために50ヤード以内のピンまでの目測を正確にするトレーングが必要となる。

  散歩をしながら、「あの電柱まで45ヤード」と自分で当てる。

実際に歩測をした結果で修正しておけば、目測がだんだん正確に出来るようになる。

たぬきが出てこない限り、歩測のトレーニングを兼ねた散歩になる。

平成1611月7日

 

大東アイ 第21話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)  

 カスタムメードクラブで自分にあったフィッティング

 

当ホームページの「太田栄造のクラブフィッティング講座」を連載している(http://www.naturalgolf.co.jp/ootaeizou.htm)

クラブに関する知識を持つ事によって、より自分にあったフィッティングが可能となる。

その意味で道具に対する知識が必要となる。太田さん連載ご苦労様です!改めて御礼申し上げます。

小生は、クラブに関するスペック等には疎く、シャフトに関する知識もままならない。

特にシャフトになると、お客さんの方が詳しい時もある。

「シャフトで飛びが変わる」といわれるが、実際のところピンと来なかった。

ところが、クラブデザイナーの第一人者、竹林隆光さんのセミナーに何回となく出席をさせて頂き、考えが変わった。

実際にスペックの違うクラブを試打してみると「クラブで球の飛び方が違うだけではなく、ゴルフスイングにも影響する」事がわかる。

シャフトに関しては、手にとって見て、触ってもその性能はわからない。

実際打ち比べる事が大切である。

小生のクラブはダンロップさんにお世話になっている。

先日もスリクソンのW-404のヘッドにグラファイトデザインツアーADW-60とブルーGJYS5.5の試打をした。

同じヘッドにも関わらず、ボールの飛びが違う。

また打感も違う。最近は、カスタムメードクラブと言って、18種類のヘッドに9種類のシャフト、6種類のグリップをチョイスする事が出来る。

972種類のスペックから自分にフットするものを選ぶ事が出来るというわけ。

「いろいろありすぎて迷いそう」 「どれが自分に合っているかわからない」 と言った声が聞こえてきそうである。

  その意味で、我々ティーチングプロの役割が必要になるのであろう。

皆様の質問にお答えできるように、これからも日々勉強します。

平成1611月6日