GOLF&GOLF 連載

大東将啓博士プロの「ゴルフホームドクター」!

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宮里 優作 プロのスイング

アマチュア時代から日本ジュニア選手権、日本学生、日本アマ、日本オープンローアマなど数々のタイトルを獲得してきた宮里優作プロ。2001年太平洋マスターズトーナメントでの2位をはじめプロのトーナメントでも上位の成績を度々残してきた。宮里三兄弟の中では、一番の有力視されていた。しかしプロ後は、シード権を確保しているものの期待された活躍が出来ていない。反対に、華々しい活躍の宮里藍プロの影に隠れている。兄の聖志プロが一昨年の沖縄オープンで優勝し、あとは奮起を期待するだけ。真面目な性格で、トレーニングや練習を良くしているのだ、精神的な部分の課題が残る。アメリカ志向も強く、USツアーのクオリファイングも毎年挑戦している。

体にばねがあり、ドライビングディスタンスでは、常に上位にランクされている。お手本のようなゴルフスイングからは、鍛えられた下半身の強さが見て取れる。頭とヒザの高さに引かれた線から分かるように、スイング中の上下運度が少なく、背骨を中心とした回転運度でスイングしていることが分かる。腹筋、背筋を中心とした体幹のトレーニングをしているからできるゴルフスイングであろう。

「効果的な練習ドリル25」

スーパーマンドリル

     (効用:バランスボールの上で腹ばいになり両腕を伸ばすことで、コア−(体幹)とバランストレーニングを同時に行うことができる。)

バランスボールを腹ばいの状態でお腹の下に置く。両足は肩幅でつま先を床につけてバランスをとる。両腕を伸ばし、手を出来るかぎり高い位置にする。30秒をワンセットとして毎日5セットする。

先ほどのスーパーマンの姿勢から、片足を上げてバランスをとる。15秒をワンセットとして毎日5セットする。

バランスボールスイングドリル

 (効用:バランスボールで腹ばい状態からゴルフスイングをすることで、体幹とストレッチトレーニングを同時に行うことが出来る。)

バランスボールの上で腹ばいになり、ショートクラブでスイングをする。バックスイングのトップオブスイングでがまんする(約15秒)。肩が45度回転する目安で頑張りましょう。

今度は、フォロースルーの状態で静止します(約15秒)。

ここでも肩の回転が45度回すのが目安です。

ディネッシュ・チャンド プロのスイング

ビジェイ・シンと同じフィージー出身のディネッシュ・チャンド。母国で、小さいときから、キャディーのアルバイトをしていた。その頃から9歳年上のビジェイ・シンと知り合い、影響を受ける。アジアサーキットを足がかりに米国ツアーの賞金王まで上りつめた彼とは違い、91年に日本でプロ入りして、日本人妻を持ち、日本ツアーで活躍してきた。そして0102年にワールドカップ出場を果たして、念願のビジェイ・シンとペアーを組んだ。チャンドの特徴は、豪快な飛距離と堪能な日本語をはなすこと。

スイングの一番の特徴は、トップオブスイングの位置。グリップの位置がフラットでクラブシャフトが寝た状態のポジションにある(写真の円の中)。クラブが地面と平行になるまで行かない。非力なゴルファーならダウンスイングでヘッドスピードが上がらずにクラブシャフトが寝た(インサイドから)状態になってしまうのだが、チャンドの場合は、ダウンスイングでのシャフト位置を見事にオンプレーンに戻している(写真の矢印線)。これは体力に恵まれた彼が上半身の前傾姿勢を保った状態で可能となる。チャンド選手のパーオン率トップ(04)が示しているところ。

「効果的な練習ドリル24」

チェストポジションドリル

 (効用:胸の方向を知ることにより、手先中心のスイングから体全体を使ったスイングになる)

胸の前に棒(クラブでも良い)を直角に当てて、胸が向いている方向を確認する。アドレスでは、ボールに対して正対している状態をチェックする。

そのままバックスイングをして、トップオブスイングまでもって行く。胸がターゲットの反対側まで向くように上半身を捻る。

このときに腰の回りすぎに注意する(腰の回転は45度までに押さえるようにする)

フェースチェックドリル

 (効用:シャフトの真中を持つことにより、スイング中のフェース面の方向を知ることが出来る)

お箸を使っているときに、意識を向けるのはオカズを挟む先である(けっして指先の動きではない)。

ゴルフスイングで体の動きに気を取られているゴルファーが多い。本来はフェース面に意識を向けるべきである。

シャフトの真中を持つことで、フェースが身体に近くなり、フェース面のチェックがし易くなる。

細川 和彦 プロのスイング

20057月に、公式戦の日本ゴルフツアー選手権に4年ぶりに優勝した細川和彦プロ。93年にプロ入りして、96年には賞金ランキング4位、99年には2位まで上り詰めた。2000年には米ツアーを中心に転戦してケンパーオープンでは単独2位。2001年までに7勝をあげて順風満帆であった。しかし、原因不明の腹痛、下痢、発熱を伴う、病魔に襲われた。国の難病指定の「潰瘍性大腸炎」であった。体力も落ち、見る見るやせ細そり、気力もうせ、点滴だけの日々が続いた。回りのサポートもあり、奥様の誕生日に復活の優勝を果たせたのも、偶然でない気がする。

「僕にとって、この優勝は単なる一勝ではないです。貴重な、大切な、そして本当に起死回生の勝利なんです」と涙ながらのコメントに、目頭が熱くなった方も多かったのではないだろうか。

写真のように細川プロは、スケールの大きさが漂うダイナミックなゴルフスイング。注意点は、インパクトで右腕が詰まった状態になっているところ。そのためにクラブフェースがインパクト直前までオープンの状態で下りて来る。そのままであれば、スライスになるために、インパクト直前に手首を大きく返すことを行なって帳尻を取っているのが見受けられる。結果としてフォロースルーでのフェース面が下を向く、フェースローテーションが大きなスイングとなっている。上半身の軸の回転をイメージしてみてはどうだろう。

「効果的な練習ドリル23」

準備体操を兼ねたストレッチ

 (効用:充分にストレッチをして準備体操することにより、体がスムーズに動き、尚且つ怪我の防止につながる)

冬場のゴルフプレーでは、寒さのために体の柔軟性が乏しくなり、スムーズでゆったりしたスイングが出来ない。スタート前にストレッチを取り入れた、充分な準備体操をする事で、体の稼動領域を大きくするだけでなく、腰痛などの怪我の防止に効果がある。

特に、車内や部屋の中と温度差が20度ぐらいある場合は、スタート前に15分以上行うことをお勧めする。

まずクラブを2本持ち、前屈する。

足をクロスした状態で、少し痛いところで15秒がまんする。

今度は、両手を伸ばした状態で背をそらす。

出来だけクラブが後ろに低い状態になるところで15秒ストップする。

次に、両腕を伸ばした状態で身体を横に伸ばす。

2本のクラブが地面と垂直になるなるぐらいまで15秒ストップする。

前、後ろ、横を順番に行い、再度前屈の時には、左右の足を替えてのクロスする。

3つのストレッチを5セット行えば、体が温まり柔軟性も増すでしょう。

清田 太一郎 プロのスイング

ジュニア時代から活躍していた清田太一郎プロ。熊本の神童とも言われていた。誕生日が一週間しか変わらない宮里勇作プロとライバルとして競い合ってきた。98年には日本アママッチプレーに優勝して、2000年には、全米アマベスト8になっている。

03年にプロ入りし、昨年、チャレンジトーナメントの賞金ランク5位でシードを獲得。

今年の獲得賞金額は約670万円で97位。しかし、今年もチャレンジで優勝しており、来年のツアー出場権をキープした。賞金ランキングでのシード入りはもちろんのこと、初優勝を狙いたい06年のシーズンであろう。

清田プロのアドレスは、脱力した両腕の状態が保たれた理想的な構えである。アドレスでの上半身の前傾角度が、トップオブスイング、ダウンスイング、インパクトフォロースルー、フィニッシュに至るまで変わらない点も素晴らしい。

ただ、バックスイングで、クラブヘッドが外に上がる傾向がある(上段左から2枚目の丸の中にあるクラブヘッドが、グリップと同じ後方線上の丸の中に来るのが基本)。バックスイングでヘッドを真後ろに上げようとする意識が強すぎる傾向があるのかもしれない。フィニッスでのシャフトの納まりも理想的です。

「効果的な練習ドリル22」

どっしり構え形成ドリル

 (効用:ふところに余裕のある、どっしりした構えが出来ることで、安定感のあるショットが生まれる)

どっしりした安定感のある構えが出来ることがアドレスの第一ステップ。重いものを両腕で持ち背筋を伸ばす意識をもつことで理想的な姿勢を取る事が出来る。軽いゴルフクラブで構えたときも、重たい物を持つイメージを持つ事が大切。

上半身捻転ドリル

(効用:重たい物を持ちながらバックスイングすることで、上半身全体で捻転する感覚を習得できる)

ゴルフクラブは軽いので、手先でバックスイングする事があります。

上半身全体の一体感を持ちながらバックスイングをする為に、重たい物を持ちながら練習をします。

上半身の捻転する感覚が習得でき、理想的なバックスイングの始動が身に付きます。

桑原 克典 プロのスイング

小学生時代からゴルフを始め、中部地区ではジュニア時代から頭角をあらわしてきた桑原克典プロ。愛知学院大学時代には、全日本学生選手権と全日本パブリック選手権に優勝した。92年にプロ入りして3年後の95年にステーブルフォード方式の「アコムインターナショナル」に優勝。持ち前の攻撃型ゴルフで、優勝ポイント46をマークして、世界最高記録を樹立した。98年の日本マッチプレーでツアー2勝目を飾る。

ここ二年間の賞金ランキングは、60位、42位と低迷しており、本人としては不本意なところ。まだまだ活躍が期待される、36歳の脂乗り切った年代である。

トップオブスイングで腰が回りすぎている傾向が見られます(上段右から2枚目の上の円)。ベルトのバックルが真後ろの方向まで回転している状態。これは右足がオープンで踵に体重が乗っているために起こっています(下の円)。このトップオブスイングから腰の回転でダウンスイングに入る為に、安定度の高いインパクトを向かえることが難しいのが現状です。

一般的には肩の回転の半分以下に押さえることが出来れば、上半身の回転に伴う「捻れのパワー」が蓄積されます。 アドレスで右足をスクエア−にして、トップで右足親指で地面を押さえるようにすれば良いでしょう。

「効果的な練習ドリル21」

フェースチェックドリル

 (効用:脱力して、フェースの向きをチェックして、インパクトでのフェースアングルを知ることができる)

パートナーにネック部分を持ってもらい、両腕を伸ばして、身体を後ろ側にゆだねる。

その状態でフェースが、どちらの方向に向くかをチェックする。

写真のように、フェースがオープンに向く場合は、左手をストロンググリップにして、再度トライしてみよう。

2枚目の写真のように、両腕を伸ばした状態でフェースがスクエア−になるように。

タオルグリップドリル

(効用:タオルを巻いたグリップによって、強く握ることと、手首の使いすぎを防止する。)

グリップの上にタオルを巻きつける。

その上からグリップすることで、手先のフェードバックが鈍感になる。

手首が鈍感に鳴ることで、手先を使いすぎるスイングを防止できる。

尚且つ、強すぎるグリッププレッシャーも防ぐことも可能となる。

写真のようにドライバーを使って素振りを繰り返した後、ウエッジを持ってアプローチショットを、実際にボールを打ってみよう。

横峯さくら プスイング

お父さんとの掛け合いが面白く、微笑ましい横峰さくらプロ。今年の第3戦でお父さんがキャディをつとめ見事優勝した。宮里藍プロの出現で活況を呈している女子プロ会の2枚看板となっている。

優等生的な宮里プロに対して、横峰プロは、個性豊かなキャラクター。まずはそのスイング。ジョン・デイリー顔負けのオーバースイングから繰り出されるドライバーショットは、豪快そのもの。男子トーナメントである今年のパールオープンに出場して、見事予選通過をしている。

3日目に一緒に回った高崎龍雄プロを度々オーバードライブしたという。高崎プロはドラゴン高崎のニックネームで、飛ばし屋でもある。「芯で捕らえたのに女の子にオーバードライブされてしまい、ゴルフを止めたくなっちゃった」とドラゴン高崎プロが話していた。

横峰プロのバックの中にはドライバーが2本入っている。ロングホールのセカンドショットで2オンを狙う為のフェアウエードライバーだそうだ。地面から直接打つので「ジカドラ」という。

スイング同様プレースタイルやキャラクターも個性的で魅力的なプロである。

「効果的な練習ドリル20」

捩れのストレッチ

 (効用:身体の捩れの柔軟性を高めることにより、ゴルフスイングで重要な捩れのパワーを最大限に生かすことができる)

壁から10センチ踵を離した状態で、壁を背にして立つ。

両手のひらを前に向けてた状態で、胸の前に出す。

そのままの姿勢をキープしたままで、両足裏を地面につけた状態で身体を捻る。

少し痛いところまで身体を回して15秒キープする。

反対の向きにも回す。

限界のところで15秒間、ストップ。

左右を1セットとして5セット毎日おこなう。

3週間続ければ、身体の柔軟性が高まる。

ゴルフスイングで重要な捩れのパワーを高めることができ、飛距離が伸びる。

表純子 プロのスイング

今年のスタンレーレディーストーナメントで初優勝を飾るまで、2位を十一回、重ねた。「シルバーコレクターなんて言われて本当に苦しかった。金と銀では全然違う」と優勝の喜びを表現している。何回も優勝を逃してきた苦い経験を、指導を受けている岡本綾子プロから「あなたは一番いい経験をしている」と励まされた。その言葉を胸に刻んでの勝利。この優勝で精神的なブレークスルーをもたらしたのか、次週のシャトレーゼクイーンズカップで2週連続優勝を果たした。

高校時代までバスケットボールでデイフェンスの要として、インターハイ、国体に出場している。下半身が安定した素晴らしい動きは、今までのスポールで鍛えられたものであろう。気になるのはフォロースルーでのクラブフェースの向き。写真の丸円で見られるようにフォローでのフェースが真下を向いている。これはインパクトでの懐の狭いところがら起因しているのであろう。丸円の中に見られるように、右肘が右脇に付いた状態でインパクトしている。肘の使い方が改善され、インパクトゾーンでのフェースローテーションが少なめになれば、ショットの安定感が高まり、更なるブレークスルーにつながるであろう。

「効果的な練習ドリル19」

しこ踏みトレーニング

 (効用:下半身のトレーニングと上半身の柔軟性を同時に高めることができるトレーニング)

直立した状態で左腕を前に出す。左手は開いた状態で左手甲をターゲットに向ける。

右手で左手首を内側から握る。

下半身をどっしりとした状態でトップオブスイングの形を作る。

この時、右手で左腕全体を引っ張り、苦しいところまで肩を回転させる。

この状態で15秒ストップするストレッチを5セットする。

同じ動きをしこを踏みながら行う。

しこを踏んだ状態であれば、下半身の回転が押さえられるので、上半身を回転させることが難しくなる。毎日5セットづつトレーニングすることで、しこを踏みながら、左肩を顎の下までもっていける所まで頑張ってみよう。

S.K.ホ プロのスイング

昨年の日本プロとJGT選手権に優勝して、公式戦男と表された。賞金ランキングも4位とブレイク。今年も既に日本プロの二連覇とJCBクラッシク仙台に優勝して、もっか獲得賞金額でトップを走っている。

小生2年前にゴルフ雑誌の特集でインタビューをした時、真面目で真摯な物腰が印象的であった。日本語も流暢で日本文化に溶け込む努力をしている。

ゴルフスイングも基本に忠実で、ステディーなゴルフスタイルが見て取れる。特にアドレスとインパクトの形が素晴らしい。アドレスでの身体を線で囲んだものを、インパクトの時の写真に当てはめたてみると、特徴が鮮明に見て取れる。まず上半身の前傾姿勢の角度が、アドレスのままの状態でインパクトを迎えている。その結果、シャフトの面がアドレスとインパクトでほとんど同じ角度にある(シャフトの線)。普通、インパクトでは遠心力により、ハンドアップする傾向にあるのだが、ホプロの場合は、インパクトでも右ひじの余裕があり、アドレス同様のシャフトプレーンを保っている。この余裕のあるインパクトの形であればこそ、安定したショットが生まれているのであろう。今後の益々の活躍が期待される。

 

 

 
「効果的な練習ドリル18」

片足バランス&片足スイング

 

 (効用:片足バランスと片足スイングを体得することにより、バランスの取れた安定性のあるゴルフスイング形成が可能となる)

片足立ちでどれぐらい我慢ができるだろうか。目を開けた状態で長くできても、目を閉じればバランスを保つことは難しくなる。

左右それぞれの足でテストしてみよう。どちらか片方が他方に比べて、大きくバランスを保てない場合があれば要注意。

自分がバランスを取り難い足で、片足スイングをしてみよう。

最初はハーフショットで素振りを行う。アドレスからフニッシュまで片足で保つ努力をしよう。

だんだんとスイングを大きくして、スリークオーター、フルスイング、慣れてくればボールを打つことも出来るようになる。

最初から上手くいかない場合は、バランスが保ちやすい足で始めるのもいい方法。

 

宮本 勝昌プロ のゴルフスイング

日大一年の1991年に、3年先輩の丸山茂樹を破って日本アマのタイトルをとった。日大同期の片山晋吾、横尾要と三羽烏として、学生ゴルフ界を席巻する。95年のプロ入り後、98年と01年に年間2勝を挙げた。特に01年は、日本ツアー選手権と日本シリーズに優勝して、公式戦男といわれたほど。その後は03年の新潟オープンだけで、ツアー通算5勝は、宮本プロの実力からすれば寂しいところ。宮本プロのスイングは、シャフトプレーンが素晴らしい。トップオブスイングでシャフトが地面と平行で、ターゲットラインとも平行に保たれている。ダウンスイングからインパクト、そしてフォロースルーに至るまで、シャフトによって描かれる面が非常に安定している。これは、アドレス、トップオブスイング、インパクトとフニッシュ時の上半身の前傾姿勢が変わらないことによって、可能となっている。(上段左端、下段左から2枚目、下段右端の背筋の青線)。 この青線を軸とした回転運動のゴルフスイングがされているために、安定感のあるシャフトプレーン(シャフトによって描かれる面)となる。(上段左端と下段左から2枚目のシャフトの青線)

「効果的な練習ドリル17」

逆クラブスイング(効用:クラブを逆に持って素振りする事で手首の動きが滑らかになり、ヘッドスピードが増す)

クラブを逆に持って振ると音が出る。

最初は、グリップの握りが強く、手首が滑らかに使えないために、「ボヨ〜ン」という音がインパクト前に鳴る。

慣れてきて「ビュッ」と鋭い音がインパクト直後に出るようになれば、ヘッドスピードが増した証拠。

最初は、左手一本で練習する。

右手一本では、右肩が顎の下まではるまで,確りとフィニッシュする。

両手の時は右手を左手首に軽く添えたグリップにする。

三種類の逆クラブスイングを30回づつ毎日続けてみよう。

どんな音が何処で出るかに注意を向けてみる。

「ビュッ」という鋭い音がインパクト後に出るようになるまで頑張ろう。