大東アイ(四方山話)

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<大東アイ360話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)     

ラフからのショットの注意点

USオープンや日本オープンなどのナショナルオープンのラフは、10センチを超える深い設定になっている。

狭いフェアウエーと深いラフのコンディションで、正確なショットが要求される。

ラフからのショットの注意点の第一は、クラブ選択。

ボールの置かれている状態を注意深く観察して、無理のない脱出可能なクラブを選ぶ必要がある。

欲張って、ウッドやロングアイアンを持ち、芝生に負けてボールがまともに飛ばず、ラフを渡り歩くケースが意外と多い。

ボール全体が芝生にうずもっているケースでは、ウエッジでの脱出をお勧めする。

その時の注意点は、ネック部分に芝生が絡まって、フェースがかぶさり、ボールが左に飛んでいくこと。

その事を考えて、フェースを少し開き気味にするか、フェアウエーの右サイドを狙う。

どちらにしても、グリップは確りと持ち、芝生の抵抗に負けないようにしよう。

「ラフと実社会は『き』よりも『かね』をつかう」という格言は、あながちウソでもない。

平成1710月13

 

 

<大東アイ359話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)     

ハーヴィー・ペニックの「最後のゴルフレッスン」

「熟練プレーヤーなら、誰でも知っているように、ゴルフは気持ちの持ち方ひとつで決まる。

実力をフルに発揮できる人と、苦虫を噛み潰したような顔でプレーし続ける人との差は、どこで生まれるのか。

それは、ゴルフコースを歩きながら物事をどうとらえるか、気分をいかに利用するかに、かかっているのだ。」

ベン・クレンショやトム・カイトをはじめ数多くのゴルファーを教えてきたハーヴィー・ペニック。

生涯ティーチングプロとして70年以上、ゴルファーの救世主として存在した。

ハービーが亡くなった1995年の日曜日、オーガスタナショナルGCでは、マスターズが幕をあけた。

そのマスターズで、信じられないことがおこった。

ベン・クレンショーが奇跡の優勝を飾ったのだ。

10年前のことを、昨日のように覚えているゴルファーも多いのではないであろうか。

「パーヴィーの存在を強く感じました。バックの中に、15本目のクラブを持っていたんです。そう、ハーヴィー・ペニックという名のクラブを」とベン・クレンショーがコメントしている。

「最後のゴルフレッスン」は、「The Little Red Book」から数えて彼の、3冊目の書籍。

薀蓄のある彼の文章から、ゴルフを愛した生涯ティーチングプロの面影が感じられる。

平成171012

 

<大東アイ358話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

社団法人日本プロゴルフ協会

 

一般のゴルファーにとって、日本プロゴルフ協会は、あまり知られていないのではないだろうか?

4000人を超えるプロの組織で、ティーチングプロとトーナメントプロの資格を認証している。

かつては、トーナメントも管轄していたが、JGTOが独立した今ではシニアツアーだけを開催している。

文部科学省管轄の社団法人格として、資格認証制度をとっている日本プロゴルフ協会。

他に、プロコーチの資格を出している民間の団体もある。

あるいは、資格なしでレッスン活動をしているゴルファーも少なくない。

報酬を取ってレッスン活動をすれば、アマチュア規程に抵触する。

しかし、資格なしで教えてはいけないという法律は無い。

かたや日本プロゴルフ協会のティーチングプロになるためには、色々な講習会を受講する必要がある。

A級講習会では、ゴルフコースの設計・ゴルフコースの経営・ゴルフショップの経営・ゴルフコースの管理・練習場の経営、管理・ゴルフ用具論ルールについて・ゴルフ場の現状・マーケティング・保険について・PGA会員の社会貢献・障害者とゴルフ・トッププレーヤーの指導・スポーツカウンセリング論・トッププレーヤーの育成・海外のゴルフ事情・ティーチングプロとしてのホスピタリティマインド・PGA会員として。

 B級講習会では、ゴルフ心理学・ゴルフトレーニング学・ゴルフのルール・ゴルフ力学・ゴルフ生理学・マーケティング論・ゴルフ学習論・トッププレーヤーの育成・ゴルフ医学実習・ゴルフ医学・ゴルファーの栄養管理・ゴルフバイオメカニクス・障害者とゴルフ・AV機器を利用したレッスン。

 C級講習会では、ティーチングプロとは・接客について・実技指導論(教本)・ゴルフ用具論(ボール)・ゴルフ用具論(クラブ)・ゴルフトレーニング学・ゴルフ心理学・ゴルフ学習論・ゴルフ医学実技指導論・指導実習・ゴルフのルールとエチケット・トレーニング実習・ゴルフスイング論。

こんなに盛りだくさんのことを,年間を通じて勉強しているのだ。

学んだ事をティーチングに生かして、会員一人一人が切磋琢磨することで、社会により認知される団体となりえるのであろう。

平成171011

 

<大東アイ357話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

「敬天愛人」

西郷隆盛肖像画

103日号からの日経ビジネスに稲盛和夫氏の連載がスタートした。

西郷隆盛の「敬天愛人」を座右の銘として「人間として正しい判断、天に恥じない経営」を貫いてきた事が書かれている。

京セラの応接室には、この「敬天愛人」の額が掲げられ、経営指針とされて来たそうだ。

「敬天愛人」の言葉を愛した西郷隆盛は、南洲翁遺訓の中で、「道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛する也。」と語っている。

 

「安政5(1858)1116日、西郷は僧・月照(げっしょう)と共に、鹿児島錦江湾の海に投身自殺を図りました。薩摩藩の朝廷工作に関わっていた京都清水寺成就院の住職・月照は、井伊大老が行った「安政の大獄」により、その身が非常に危険になりました。井伊大老は、反幕府と見られる行動を取った人々を、根こそぎ捕縛しようとしたのです。月照は、将軍継嗣問題(13代将軍家定の跡継ぎを巡る問題)や前薩摩藩主・島津斉彬(しまづなりあきら)の率兵上京計画等に、薩摩藩と公家の近衛家との仲介役として大いに働いていた経緯があり、そのため幕府に睨まれる存在となったのです。そんな月照の身を案じた西郷は、月照を守るべく薩摩藩内に匿うことを計画しました。だが、薩摩藩第28代藩主・島津斉彬の急死により、薩摩藩の方針が大きく変わっていたため、薩摩藩政府は月照の庇護を拒否したのです。また、あろうことか、藩政府は西郷に対し、月照を藩外に追放するように命じたのです。安政の大獄の余波を恐れた薩摩藩政府の対応は、このように冷たいものでした。西郷は、月照が薩摩藩のためにどれだけの努力をしてきたかをよく知っており、薩摩藩には月照を保護する義理があることを藩政府に説明しました。しかし、月照を匿うことによって、幕府に睨まれることを恐れた藩政府の態度は、とうとう変わることがありませんでした。月照を藩外に追放するという藩政府のやり方は、西郷にとって許せないことだったのですが、薩摩藩士として、藩政府の命令に歯向かうことも出来ません。また、西郷としては、幕府の捕方がいる藩外に月照を連れていくというようなことも、当然の如く出来ませんでした。この事態に絶望した西郷は、月照と相談し、二人は相伴って寒中の海に身を投じたのです。
 結果、月照だけが絶命し、西郷は奇跡的に蘇生しました。一人生き残った西郷の苦しみというのは、いかばかりであったでしょう。共に身投げした相手が死に、自分だけ一人が生き残ったのです。武士として、そして一人の人間として、これほどの恥辱と苦しみはなかったことでしょう。西郷は気が狂わんばかりに、悩み苦しみました。今からでも月照の後を追って、死にたいとも思ったでしょう。現に西郷家では、西郷の周辺から、刃物類を一切隠したと伝えられています。そして、苦しみに苦しんだ末、西郷は一つの考え方に行き着くのです。
『こうして自分一人だけが生き残ったのは、まだ自分にはやり残した使命がある、だからこそ、こうして天によって命を助けられたのだ。』
このように、天が自分一人だけを助けたのは、天が自分に何か大きな使命を与えているからだ、と考えることによって、西郷はようやく苦しみから抜け出すことが出来たのです。そして、西郷は、自分が天によって生かされたという、天命への信仰に目覚めるのです。この月照との一件が、最初申しました「敬天愛人」への思想へとつながっていくわけです。そして、この後、西郷はいかなる艱難辛苦を何度も味わおうとも、決して自ら命を断つということはしませんでした。自分の使命が終われば、天は自分の命を奪い去るだろう、天が自分を生かしてくれる内は、自分にはまだやらなければならないことがあるということだ。西郷はそのように考え、この月照との自殺未遂の後、西南戦争で城山の露と消えるまで、絶対自殺は考えませんでした。鹿児島出身で西郷研究の第一人者であった歴史作家の故・海音寺潮五郎氏は、この西郷の月照との投身自殺と天への信仰について、次のように書いています。
「月照との事件の後、さんたんたる苦悩の末に彼は敬天の信仰に達し、それ以後、彼は自殺は小我をもって天命を限定するものだと信じて、いかなる艱苦、いかなる恥辱にも決して自殺を思わず生き抜いてきたのです。」
 このように、月照との自殺未遂の末、天への信仰に目覚めた西郷は、天命というものを常に身近なものとして感じ、その天命をつかさどる天を敬うことによって、天の本質である慈愛というものを体得しようと考えました。当然、天というものは、人を平等に愛してくれるものなので、西郷は、一切の私利私欲という欲を離れて、天と同じように、仁愛の人になることを人生最大の目標とし、終生努力し続けたのです。」

そんな物語を読みながら「敬天愛人」の持つ意味にふれる事ができた。

平成171010

 

<大東アイ356話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

2つのだるまがある阪神百貨店

 

阪神百貨店の特設会場には、2つのだるまが展示されている。

両目が入った黄色のだるまは、セリーグ優勝を記念したもの。

片目の赤いだるまは、日本シリーズの優勝を祈願したもの。

優勝翌日の阪神百貨店は長蛇の列が出来ていた。

小生の知人は、阪神球場の年間シートを4席も持っており、優勝が決まった試合も球場で応援していたという。

それも30年前から押さえているというから、虎キチぶりは並大抵ではない。

そんな虎キチでなくても、日本シリーズチケットを手に入れたいところ。

実は、下記のアドレスで申し込む事ができる。

http://www.npb.or.jp/nippons/2005ticket_t.html 

一度トライしてみてはどうだろうか。

「トラ、トラ、トラ」と祈れば、当選するかも。

宝くじよりも当たる確立は高いだろうから。

平成17109

 

<大東アイ355話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

日刊ゲンダイのKカメラマン

 

小生のゴルフレッスンが、日刊ゲンダイで連載されている。

「ドクター大東将啓のコースレッスン・スコアーを縮める60のヒント」の題で、ラウンド中に使えるゴルフテクニックを中心にまとめている。

月曜日から木曜日まで、毎週4回掲載している。

毎回、渡辺隆司氏にイラストを描いてもらっている。

イラストは、写真よりもイメージが湧き、言葉で表現しにくい箇所を助ける手立てになる。

このイラストを仕上げるための前段階として、写真を撮るのだ。

担当のKカメラマンは大のゴルフ好き。

写真撮影の合間には、自分でも素振りをして練習ドリルを実演している。

最近では、一眼レフの高級デジタルカメラを使用する。

昔の銀紙フィルムと違い、フイルム代がかからなくて良いのだ。

この日も、1日で1500枚もの写真を撮った。

スイングの連続写真が含まれているために、枚数が多くなる。

36枚のフィルムであれば、実に40本以上になる。

この中から、毎回のテーマの写真を選んでイラストにおこして貰う。

新聞を読みながら、イラストの裏に隠されている物語も、感じていただければ幸いだ。

平成17108

 

<大東アイ354話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)     

高橋勝成プロの宣言

 

以前、高橋勝成プロとラウンドした時のこと。

最終ホール、奥のピンにむかって打たれたボールがグリーンを少しこぼれた。

ボールからピンまでは、約7ヤード。

砲台気味のグリーンをオーバーして、ファーストカットに止まっていたボールのライは良かった。

下りで少しフックするライン。

高橋プロは、サンドウェッジを手にして、おもむろに、

「チップインさせます!」と宣言した。

自ら口に出して、宣言する事は、珍しい。

チップインの自信があったから、あえて口に出したのであろう。

しかしライが良く、ラインが見えていたとしても、7ヤードほどのアプローチをチップインすることは簡単ではない。

普通であれば、カップインの確立は20%もないであろう。

2ヤードのパッティングで、カップインの確立が約50%と言われている。

従って、小生に取ってみれば、「予告ホームラン宣言」を聞いたような驚きであった。

その驚きから、一瞬にして全身の鳥肌に変わった。

サンドウェッジのフェース面を捕らえたボールは「コツン」と鈍い音がした。

その後、ボールはカップに糸を引くように吸い寄せられながら、「コツン」と甲高い音がした。

同じ「コツン」でありながら、全く違った2つの音が、耳鳴りのように大きく鳴り響いた気がした。

小生にとっては、忘れがたい衝撃であった。

平成17107

 

<大東アイ353話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)     

 580円で人生が変わるかも

 

 

「京セラやKDDIを世界的な企業に育て上げ、いまも次々と新事業に挑戦し続ける稲盛和夫氏。

その創業のベースは、「人間として正しいことを追求すること」であったという。

本書は業容が拡大していく過程で、自ら講師となり、社員に向かって「京セラの経営哲学」を熱く語った勉強会の記録である。

しかしそれは、一企業人にとどまらぬ、普遍的な人生とビジネスの成功哲学でもある。」

 

たった580円で人生が変わるかもしれない。

もちろん書籍の内容は、読み手が判断するところである。

内容が同じでも、読み手の受け取り方でインパクトは違うものとなろう。

小生にとっては、大きな影響を得られた一冊。

良書として皆様にも薦めさせていただいている。

平成17年10月6日

 

 

 

 

 

<大東アイ352話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

同志社香里「大同窓祭」が10月31日に開催

同志社香里高校の「大同窓祭」が10月30日に開催される。

今年で4回目となる今回は、学校内に完成した新しい人工芝グラウンドで、神戸製鋼「スティーラーズOBチィーム」VSオール同志社香里チームのラグビー対抗試合が開催される。

パネルディスカッションは、CCC社長である増田同窓会会長のコーディネーターのもと、エイベックスの松浦社長とギャガ・コミュニケーションズの藤村哲哉氏が「起業と上場の意味」の演題でおこなわれる。

「翼の折れたエンジェル」の中村あゆみのライブコンサートも見逃せない。

一般入場も歓迎です!

是非ともご来校お待ちしております。

お問合せ:同志社香里同窓会(寝屋川市三井南町15-1電話:072-802-8311)まで。

平成17年10月5日

 

 

<大東アイ351話> 大東アイ(大東の目を通して見たゴルフ界のお話)   

茨木CCのクラチャンのN先輩

 

大学の2年先輩のN氏。

元大阪府警の警察官。

ハンデ1で、茨木CCのクラチャンでもある。

公務員を辞められてからゴルフを本格的にされて、一気に上達された。

自宅にトレーニングジムの部屋を作られて、身体のケア−をされている。

 

現在のゴルフの不安材料は、ドライバー。

スイング動画をデジカメ撮影してみる。

写真で観られるように、ダウンスイングでグリップが身体から離れる現象がみられる。

「インパクトでグリップが近いところを通る意識をすればどうでしょうか?」との小生のアドバイスに、

「わかった!腕が浮き上がらないようにしてみる」と先輩。

素振りを5回ほど繰り返す。

後半のラウンドは、見違えるようになり、3バーディー0ボギーの33でフィニッシュ。

「来週からのクラチャン、メダリストを取っての完全優勝を目差して頑張る!」と力強いコメントであった。

平成17104